人生万事OK

感覚過敏と共に生きるrokko3の日常の工夫

アルコールから脱出して見える世界、今意識していること

はじめに

こんにちは。

今日はアルコールから離れて5年以上経った私が、2度と以前の依存状態に戻らない為に、今実際に意識して行っていることを書いていきます。

 

ストレス発散が上手だと思っていた

飲んだくれていたころ、私は自分の事をストレス発散の上手い人だと思っていました。

我慢強くて、イライラしたら一人で発散できる人間だと信じ込んでいました。

お酒に頼っていたから、美味しいお酒さえあればどうにでもなると高を括っていました。

でも本当は逆だった。

寂しくて素面では気を紛らわせず、お酒に酔っていないと不安でたまらなかったのです。

今も昔も不安はあります。

仕事がなくなったらどうしよう。

また体調を崩したらどうしよう。

家族が死んだら。

私がまた暴れてしまったら。

昔、私は自分のネガティブな思考を自分のせいにしていました。

今、そんな思考が始まったら下記の順に自問します。

1、お腹がすいていないか?

2、眠くないか?昨日寝たか?

3、精神科の薬を飲み忘れていないか?

4、頭痛・吐き気・めまいなどがないか?

5、疲れていないか?

6、天気が悪くないか?

どれか当てはまったら、そのせいで不安で思考が乱れていることにします

何らかの外的環境要因のせいにしてしまう。

私の思考が全部私のせいとは言い切れないから。

考えすぎ ネガティブ 思考

私の脳みその中の思考

環境要因の思考を取り払ってみて、やはり不安なら、不安だと認めます。

もやもやゾーンもあるので、全て取り払えるわけではないですが。

「不安なんですね、そうですか」そうつぶやきます。

疲れていたら「疲れているんですね」

眠かったら「眠いんですね」

自分で自分に共感してあげます。

ちょっとだけ、不安が遠ざかる感じがします。

だから何だと思いますが、素直になれた自分をえらいと感じられて不思議と一人で鼻高々な気分です。

 

お酒を飲みたいと思わなくなった

お酒をやめるため、必死で断酒して生きていた日々から考えると想像もつかないことですが、飲みたいと思わなくなりました。

お酒のCMを見ても、映画で気持ちよさそうに飲んで酔っているシーンを見ても、目の前で他人がお酒を飲んでいても。

断酒して3.4年くらいはまだ、お酒が怖かったです。

再発の危険を感じながらピリピリして暮らしていました。

どうしようもなくイライラして、禁止していたノンアルコールビールを恐る恐る飲んだ日を覚えています。

※医師によると、ノンアルコールビールでお酒を思い出して再び飲酒を始めてしまう人が一定数いるそうです。

何年か経ち、いつの間にかピリピリが薄くなり消えていきました。

今、逆に誇らしく感じることといえば、

”飲まなくてもリラックスできる”ことです。

体の力を抜くのがうまくなったと思います。

早めに疲れを感じ、

早めにもうだめだと感じ、

早めに休む。

それがうまくなりました。

馬力がなくなった、踏ん張りがきかなくなったと悲しくなることもあります。

それでも年のせいにしてまあいいかと思っています。

ホッとするときに必要なのは、温かいお茶や快適なお部屋程度になりました。

ふと目を閉じてみます。

どれだけの情報に惑わされ、心が乱されていたか、感じ取ります。

まるで体内で断捨離を行っているような気分で、すがすがしいです。

 

体をほぐすように心がける

暇があれば、体をコロコロほぐしています。理由は、体の緊張は心の緊張につながるから

夜には毎日お風呂につかるようにしています。(体調悪くて入れない時以外)

強制的にほぐれるから。

体をほぐしたら心がほぐれるなんて嘘だと思っていたけれど、実際ほぐれます

アスリートが精神的にもタフなのは体を動かしてほぐしてを繰り返しているからでは…なんて思うことも。

単に気持ちいいし、マッサージは滅多に行けないので、

私はグリッドローラーを使って背中中心にほぐしています。少し硬めなので、ローラーの上にそーっと仰向けに寝て背中を上下にコロコロします。

軟らかめがお好きな方はストレッチポールがよいと思います。

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補助的に使うのは、やわこ。テニスボール2個をつなげたような形です。

やわこの上に寝て、背骨の両サイドを首~腰まで、少しずつ移動させながら、じっくりツボ押しします。

息が吸いやすくなるので、背中を押しているのになぜか胸のあたりが楽になります

パニック障害がつらくて、息が苦しかったころの自分に教えてあげたかった!

サイズ違い・硬さ違いがあるようですが、私には硬すぎないこれがベスト。

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これらの道具であちこちマッサージをできますが、

背中マッサージをお勧めするのは一番体感として効果が出やすいから

不安やモヤモヤに効いてくれるから

腰痛持ちの人はハムストリングの下にいれてコロコロするのも良いです。

今、家にいて呼吸が苦しく不安を感じたら、頓服薬ではなくローラーに手を出します。

それぐらい効きます。

自分で下の二つの流れの区別はできるでしょうか?

1、体が緊張したから、背中周りが固まって胸まで苦しい

or

2、不安になったから、体が緊張して、背中周りが固まって胸まで苦しい

もしかしたら、寒さで体が緊張しているのに、不安で緊張して固まったと勘違いしている可能性がありますよね。

だから矢印方向を逆にして、

不安解消←体ほぐれる←背中ほぐす

の流れを狙って作ります。

背中 ほぐす 不安 対処

ほぐれるときのイメージ図

今、どれだけこまめに休むかを考える

今試しているのは、こまめに休むことです。ストレスを小さい段階で発散する目的です。

25分に一回休み集中力を高める、ポモドーロテクニックが有名ですね。

私の場合、25分毎にタイマーが鳴るのは不快なのでタイマーは使う時と使わない時があります。

また、元から集中力は高いので高める必要性を感じることは少ないです。

(たまに頭が散らかる時は除く)

休みをこまめに入れるのは、自分で自分に割り込みタスクを加えることだから、私にとっては苦手。

そこを努力と意識で補って、長期的な体力気力の確保に努めること。

それが今の私の目標です。

徹夜で資料作成に奔走したら、翌日ほぼ一日中死んだのような体調で過ごし、頭が回らなかった経験はありませんか?

振り返っても悲しくなりますよね。

今なら徹夜をしてまで頑張りません。適当な成果物を提出します。

計画は立てられるようになりたいけれど、見通しが甘いためうまくいきません。

発達障害グレーゾーンのせいでしょうか。

今後の課題です。

 

まとめ

いかがでしょうか。

思い当たる事、試せそうなことがあったら嬉しいです。

体と心はとても不思議。

これからもその不思議と自分なりに付き合って発見をしていけたらと思っています。