視覚が過敏で眩しい!感覚過敏の人の工夫と対策
はじめに
目が疲れていませんか?現代人はもれなく疲れていると思います。
視覚が過敏なタイプならなおさら。
普通の人の普通が眩しいです。
晴れた日の日差し。スマホにパソコン。オフィスの蛍光灯。蛍光灯が切れる予兆にいち早く気づきます。
私なりの工夫と対策をまとめました。
オフィスならブルーライトカット眼鏡、プライベートはサングラスを使おう!
近視の人は眼鏡をいつでもどこでもするのに、眩しい人には何もない。何もないどころか、眩しくて目を細めてにらんでいるように見えてしまい「どうしたの?」と聞かれる始末。オフィスでは、眼鏡の人という印象を与えてしまいましょう。ブルーライトカット眼鏡=体を守る伊達メガネです。
ブルーライトカット眼鏡の選び方のポイント
・眼鏡のグラス部分は自然な範囲で広いもの→視界をなるべく暗く
・フレームの色はブラウン系→視界をなるべく暗く、会社で浮かない
・ブルーライトカット効果は高めを選択
私はJINSの40%カットのグラス、形は一番大きいWELLINGTONを使っています。グラスは少しイエローがかった色味があるので眩しさが和らぎます。
眼鏡をずっとかけていると頭痛がするので適宜付けたり外したりしています。
サングラスの選び方ポイント
一方サングラスは自由に、とことん自分の体を守るためだけに選びます。
・眼鏡のグラス部分面積が大きい→視界をなるべく暗く
・グラスは茶から黒→視界をなるべく暗く
・軽い→頭痛になりにくい
・安い→なくすから、カバン1つに1個入れてたいから
サングラスはショッピングモールのような室内でも、夏冬関係なく使います。多少怪しまれても、仕事ではない場なら問題にはならないはずです。
シチュエーションによりけりですが、基本的に、自分の体を守る≧人からどう見えるか です。
あっちこっち守らないとマイノリティがこの社会を生きていくのは大変です。
普通の人の普通の工夫とは違うことをしないといけないので、日々頭をひねっています。
スクリーンが眩しい人はスマホを白黒画面にする
毎日使うスマホは必要な時以外、白黒画面にしています。
理由は、目が疲れにくいから。カラー刷りの本(目安:3色以上~、図鑑や雑誌は除く)は本当に疲れてしまって読みたくないことに気付いたのが、スマホを白黒画面にした始まりです。
白黒画面にするにはお休みモードを設定します。
お休みモードの設定方法(Android編)
設定
↓
DIgital Wellbeingと保護者による使用制限
↓
お休み時間モード
↓
スケジュールを設定、から時間と曜日を選択
↓
下の方、カスタマイズからグレースケールをON
これで画面を上から下にスワイプすると表示されるクイック設定パネル上に、お休みモードが追加されます。お休みモードのアイコンのON/OFFを切り替えればカラー画面/白黒画面の変換がでます。上で設定したスケジュールの時間とは関係なく切り替えられるので便利ですよ。必要な時だけカラーにして使います。
部屋の明かりは暗めをデフォルトにする
目安は6帖で40ワットの白熱球1つです。その他に加えるなら、ベッドサイドのランプなど間接照明を増やすと柔らかく明るくなります。LEDを選ぶときは温かみのある電球色一択です。理由は、私のような感覚過敏の人はただでさえリラックスするのが難しく緊張しやすいので、目からの刺激を減らして体をリラックスモードに持って行ってあげるため。明かりにこだわるのはとても有効です。
このレベルの明るさは外ではまず無理でしょう。暗すぎると言われます。家が楽園です。天気にもよりますが、日中は外から入る日差しのみで電気を付けずに過ごし、暗くなったら40wの明かりを付けます。
さらに、夜寝る2時間前になったら天井からのライトはオフにして、間接照明だけで過ごします。この後はなるべくスマホ・PCを見ない。睡眠障害がありましたが、環境の調整だけでも本当に眠りやすくなります。
外出時も意識的に瞬きする
信号の待ち時間、外でトイレに行ったとき、ゆーーーっくり瞬きをしてみましょう。目が疲れていたことに気付きます。瞬きついでに立ったまま(座ったまま)目を閉じてしまいましょう。たとえ1分でも脳が休まります。感覚過敏の人はセンサーが強くて心も体も休まりにくいです。心を休めるのも必要ですが、物理的に体を休める方が簡単です。体が休まる→心が休まる、サイクルを作りやすくなります。
帰宅したらアイマスクを使って疲れをとる
帰宅したら、あるいは家で疲れてしまったら、横になって温かいアイマスクをして10分寝てみましょう。寝るには早い中途半端な夜でも、私はアイマスクをこうして活用しています。疲れが本当に飛びます。アイマスクはこれが断然お勧めです。1年以上毎日使ってびくともしません。
Good ポイント
・程よい重さ
・レンジで40秒で温まるからすぐ使える
・瞼と目の下全体を覆ってくれる
・紐がついていないので耳にストレスがかからない(その代り仰向け必須)
まとめ
目からの刺激はとても強くて、その分対策が効いてくれやすいです。
発達障害や感覚過敏があるからこそ、便利グッズを生かして少しでも快適な日常生活をしていきましょう。