感覚過敏の人の日常の音対策、騒音から逃げよう!
はじめに
耳栓は見つけた。でも一日中していられるわけじゃないので耳栓をしない時間をどうやって過ごそうかと悩んでいます。
うるさいのは耐えられない。心がすり減ります。
悩む中で見つけた解決策と逃げ方を紹介します。
暖房を切る
我が家の暖房は古くてうるさい。付けている間中ブーンと重低音が響く。これでは家にいてもリラックスできないですよね。
ここはひとつ、思い切って切ってしまいましょう!
どうやって暖を取るかが問題になります。
出来ればコスパがいいものがいい。見つけたのがこちら。
電気毛布というより、ひざ掛け。洗濯できて、ツマミで温度調節できて、3980円。
一日中つけっぱなしでも火事にならないので忘れっぽい私には安心。
電気代が冬場に増えているのか分からないぐらい安い。
これを家にいる間は一日中お供にして過ごします。自分の座る椅子にしいてお尻から温めると暖房より体が温まりやすいです。
就寝時は、足元に敷きます。ここで注意しないといけないのは、寝るときに足が寒いからと言ってツマミを強にしないことです。私はずっと強にしていたら、低温やけどをして、しもやけのようなかゆみが発生しました。ご注意を。靴下を履きましょう。
寒かったら布団に入るか思い切って短時間散歩に出てしまうのが良いです。
血行が良くなれば寒くないです。
原始的な方が私の脳みそは落ち着いてくれます。
目覚まし時計のカチカチ音対策
眠る時気になってしまうともう眠れません。発達障害傾向の方には多いのではないでしょうか。
部屋の時計は撤去しても、目覚まし時計は必要でした。(スマホは使いたくない←こだわり)
デジタル時計にするか、カチカチが気になってもアナログでいくか。
私は断然アナログです。
理由はデジタルだと時間が認識できないから。あと何分で家を出発する、そんな暗算はできないので見たまま実感したいです。
ちなみにカチカチ音がなるべく少ない時計は、静音タイプ、あるいは連続秒針という名前があるそうです。調べる時にどうぞ。
静音とはいっても、ベットの脇で微かにジーっと音がする。この対策はこちら。
ベッドサイドの棚に、本の中に時計が埋もれるように置きましょう。両サイドの本と時計が触れていればOKです!
音がほとんど気づかないレベルまで小さくなります。無料ですので、うるさくて困っている方はぜひ試してください。
安眠はすべてに勝ります。
外からの騒音対策
遮光カーテンをつけてみましょう。私は眩しさ対策として今使っているカーテンの裏に付けられるライナーをお勧めします。今あるお気に入りのカーテンは変えたくないですし、遮光カーテンはつるつるして見た目がよくないものがあるからです。
きちんと窓がカバーできていれば昼になっても真っ暗です。夏場に早朝に目が覚めてしまう対策の為買いましたが、もちろんそれはクリアし、自然な範囲で騒音対策になっています。近隣の工事のうるささが少ーし気にならなくなりました。
薬の調整を相談する
医師にかかっている人限定になりますが、私はエビリファイを飲み始めてから日常の騒音があまり気にならなくなりました。耳栓の使用頻度が減り、うるさい場所から去ることが減りました。確かに周囲の音は聞こえるのですが、体に染み込んでこない感じで、音が扉の一枚向こうになった感覚です。
小児の感覚過敏に適応があるようですが、大人でも効く人は効くんだなあと実感しています。
発達障害界隈とはいえ体質・診断・治療方針はそれぞれ異なるので絶対これがお勧めとは言えませんが、医師に相談してみるのも有りだと思います。
歩く道は固定する
小さなことですが、近所を歩くときになるべく静かな道を固定のルートにした方が精神衛生上落ち着きます。散歩にしろ仕事の往復にしろ、安心できる静かな道を外の世界と自分の家をつなぐルートにしてしまうのです。疲れ果ててパニックしている時でも、帰りの道中で落ち着けることがあります。家に帰って寛ぐまでの心の準備にもなりますので、アスペルガー傾向の私のようなタイプには良いですよ。
まとめ
もっともっと対策を散りばめて耳栓の使用頻度を減らしたいです。
多少の圧迫感はありますからね。
東京圏で暮らしていると駅のアナウンス、エレベーターのアナウンス、ショッピングセンターのBGM、そういったサービスの顔をして誰も聞いていないような騒音が多くてつらいです。
このような音は耳栓を通過して耳に入ってきやすいです。(耳栓で防音効果が出やすいのはエアコンや電車の振動音)
つらいものはつらいと言わないと、ないことにされてしまう。
一般的な人より聞こえすぎるのがわがままで異常なわけじゃない。異常音がかすかに聞こえて管理事務所に報告したことだってあります。
他にも聴覚過敏だからこそ役に立てることがあるはずです。
日常のつらさも、対策も、どんどん声を上げてシェアできる世の中にしていきましょう。